Guest‐Gallery

Guest様の詩集です。
自由に作品を飾って下さい。
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安村 神威
【欠片】

私の欠片が生きていると知って
最初は困惑した
その欠片は私だったのに
別人として生きてるのだから
もちろん意識の共有は、まだない

愛すべき人によって
切り離されてしまった私
元に戻してくれなきゃ許さない

聞くところによると
今の私は17人

お父さん
お母さん
気をつけてね
あなた達を恨む誰かが
「私」の身体で復讐しに来ても
それはあなた達が
私を砕いたのが悪いんだよ

自らの非を認めろ


12/4^08:49[編集]
葉月
【初雪】

初雪が

ようやくこの町に届いた




べちゃべちゃの

すぐに消えてしまいそうな

出来損ないの雪は

どこか私に似ている





ねぇ

どうしてあの子は

初めてだからって

褒めてもらえるの?

12/3^00:21[編集]
Love
【面影橋】

きっとあなたは
もう忘れただろう
此処から二人で
透き通った水に映る影を
みつめたことを

せせらぎは
優しく唄っていた
降りしきる蝉の声、
明るい陽射し
僕は今も鮮明に
記憶している

あなたの面影さがし
独り、単車を走らせた
後ろにいた女は
もういない

橋の袂で佇み
川面を見遣る影ひとつ
横に寄り添う者はない

大粒涙、後から後から
あふれてきた
河よ、想い出を
すべて流しておくれ
ひとりで背負うのは
きつすぎる

あの日と同じ風景は
慰めるかのよに
かたわらで溜息ついてた




12/1^20:47[編集]
戯言管理人
【職場戦争】

メイクして

つけまして

戦闘準備は整った

職場と言う戦場へ

いざいかん

愛想笑いを武器にして

お客様と言う

敵を斬る

さぁ戦え

喜ばしげに

斬ってみろ

その手で

その身体で

次々に敵を倒さん

12/1^14:36[編集]
龍桜雪菜
【歌聲とオタマジャクシ】

はじめて触れた鍵盤
はじめて合わせた歌
どれもこれもが輝いて
僕も私も不器用だった

オタマジャクシが曲に
歌聲は光や風に
同じ空の下にいる人へ
優しく届くことを祈る

君は今何を思う?
合わさる歌聲が
二人の距離を縮める

掴めない気持ち
見えない想い
触れたら 抱き締めたら
何かかわるのだろうか?

喪うくらいなら
はじめからいらないと
互いに互いを
遠ざけていたね

不器用過ぎる二人の
オタマジャクシと歌聲が
互いの足りない物を
埋めてくれると信じてる




意識のない君
見つめるしか出来なくて
僕は無力を思い知る

力なんて何も無かった

それでも僕は
君に目覚めて欲しいんだ

オタマジャクシが曲に
歌聲は光や風に
同じ空の下にいる人へ
優しく届くことを祈る

君は今何を夢見る?
合わさらない歌聲が
二人の距離を教える

触れたいと願うのに
触れたら消える気がして

触れたら 抱き締めたら
何かかわるのだろうか?

喪うくらいなら
はじめから何もいらないと
僕は君から遠ざかったよ

不器用過ぎる二人の
オタマジャクシと歌聲が
いつか再び
合わさる事を信じてる

11/30^20:06[編集]
戯言管理人
【【幼き記憶】】




幼き日の遠い記憶

ゆったりと流れる時間の中

時間がたつのが早かった

青い空と白い雲を素直な眼で追いかけた

「あれは象さん、あれはアイスクリーム」

全て好奇心の対象だ



恐いものは
「オ・バ・ケ」

布団にくるまり
必死に隠れた

風の音、生地のすれる音、階段のきしむ音

全てが「オバケ」と思って恐がった



好きな子いるよ

ちょっと頭の良い優しい感じの子

ワタシはちょっぴりオマセさんなの

毎日がキラキラ輝いてるの



幼少時代に、大切な何かを置いてきてしまった

あの頃の輝きは一体どこへ?

戻りたい

純粋だったあの頃へ…

11/30^02:41[編集]
龍桜雪菜
【真実よりも】

振り返れば 住み慣れた部屋
残されるものは 空気と記憶
住む者が消えれば
クリーニングされて
生きた明かしは残らない

約束はなぜ
他愛なく 簡単に
やぶられてしまうのだろう
気まぐれな 風のように

部屋の扉を きつく閉めても
想い出たちを
閉じ込められない

消せない過去と
消せない罪と
共に生きるのだから
逃げ場などどこにも
ありはしないのに

あなたのことが
大切だってわかってるのに
何も出来なかった
溢れ出すのは涙だけ

愚かで悲しい
自分のすべてに
後悔しか残らない

先へと進むこと
怖くはないよ
だけど泣きたい

知らずにいれば
幸せだった
真実よりも
あなたが欲しかった

11/19^22:45[編集]
龍桜雪菜
【名前を呼んで】

明るい声
優しい歌
聞こえた気がした…

優しく名前を呼んで
私はここにいるから

泣き出したくて
逃げ出したくなる
それは君だけじゃない
君は 狡いよ…

いくら手を伸ばしても
届かない花は
まるで君のようだね

君の名と同じ花は
まだ蕾だね

何故 蕾のままに
何故 散ってしまう

今日という日に
傷付いて
明日という日を
諦めないで

独りが嫌なら
一緒に行こう
繋いだこの手は
私からは離さないから

空を見上げて
溜め息ひとつ

近くからは君の声
優しく名前を呼んで
私も必ず
春になったら
君を呼ぶから…

11/16^01:31[編集]
安村 神威
【空白の】

誰が笑んでも
僕が止めたって
君は……


逝クンダロ?



悲しむ空は泣き笑い
愁う雲に助けを求めた
でも
でもね
何も出来ないよ?
僕には何も無いんだ……

それは違うよ
無いんじゃなくて





亡いんだよ。



11/15^16:29[編集]
龍桜雪菜
【笑顔の裏】

君は独り 涙を流していたね
君の不器用な優しさに
私の心は奪われた

その笑顔の裏に隠した
痛みをそっと
私に預けてくれないか?

共に歩く毎日の中で
すれ違ってしまいそうな時も
いつも 君の名を呼ぶよ

言葉にできたなら
もっと 深く
伝えられるのだろうか

それぞれの痛みと
それぞれの悲しみを
知ることから 愛は始まる

震える君の手をとり
幸せの扉を開ける旅に
出掛けよう 二人で

独りで流す涙を
終わらせるために

11/14^23:36[編集]

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