特集&過去に取材した子たち

【お散歩猫!?そら君❤】
お散歩猫!?そら君❤


 ぺったん2019年7月号❣ほっこりスクープ掲載❣
 ≪お散歩猫⁉そら君❤≫

 猫の多頭飼いをしている杉本家。家猫にリードを付けてお散歩猫誕生のきっかけとなったのは、今回の主人公・そら君の好奇心による脱走でした。

 最初はお家の裏庭で遊んだりして、目と鼻の先のすぐに抱きかかえて戻れる状況でした。車が通る場所ではなく、『お家の周りは安全な環境』ということもあって、そら君だけは外に出す時間を作る飼い方に移行していったのですが、当初は、後ろからそら君に付いていき、見守り、抱っこして帰るというような日々が続いたのでした。

 その後、自由外出のような状態となりましたが、そら君がまだ子どもだったのもあり、日に日にダッシュをしたり、かくれんぼをしたりが始まりました。お家の付近にいて、帰宅までに2時間を超えることは一度もありませんでしたが、とりわけ、そら君を気にかけていたお姉さん(37)と、妹さん(36)は姉妹で連携を取って、よく観察していました。

 お姉さんは、「妹はしっかり者だけど猫のことになると、とても心配性になる」妹さんは「姉は相談事をよく聞き、決断すると実行までが早くて心強い」とそら君を始め猫達のことを常に考えていました。

 家の周りの環境は安全性が高いと判断したので、そら君は外にも出すという飼い方に決定はしたものの、万が一のことがあったら…と、いつも気になっていました。そこで、出来得る危機管理としてリードを付けることを実行することにしました。お散歩に向けた特訓が開始されたのです。

 ご家族皆で意思統一をして行いました。    


 【そら君に続き同居猫も特訓の末、お散歩組へ❢】

 するとその後、同居猫のレン君・あむ君もマネをして外に出たがったので、再び家族会議をした後、お家の中でリードの特訓を始めたのですが、レン君とあむ君は首輪タイプよりもベストタイプのほうがしっくりきて安全なのが分かり、ベストタイプで特訓するようになりました。

 飼い主さんの努力と思いが通じました。工夫と練習を繰り返した後、3匹は当たり前のようにリードを付けお家の周りをお散歩するのが習慣となったのです♪

  杉本さんご一家が、お住まいの環境を見定め、愛猫のために分析・反復練習をして、強い覚悟と責任感のもとに今のスタイルとなりました。


【玄関を出た直後の惨事⁉】

  散歩に行く時は危機管理モードに切り替わっていたものの、ある日、突発的な事件が起きてしまいました。

 そら君を抱っこして玄関を出たお姉さん。その直後、大型犬の散歩をしている親子が玄関近くにいて、そら君を見た子供が一気に駆け寄ってきました。突然近づかれて驚いたそら君❢❢ お姉さんの腕の中で大暴れ❢ お姉さんの側頭部を噛み右手を噛み逃走❢❢

 ちょうど、お仕事に行く所だった妹さんも逃走したことに慌て、そら君を追いかけました❢ 何とか捕まえて帰ってきた時、妹さんの顔面も、そら君の頭も血で真っ赤だったということです。

 持ち上げた拍子に興奮状態だったそら君が、妹さんの顔面を引っ掻いたのです。妹さんは右眉間に数針縫う大怪我 お姉さんは右手側面、右側頭部に本気噛み数回の傷を負いました。

 そら君を無事に家に入れた後、救急車を呼んで応急処置をしてもらいました。

 お姉さんは「今でもあの時のそらの興奮状態の目つきを忘れません‼外で一瞬でも危険を感じたらそっと後ろから抱き、すぐに家に戻ります」とおっしゃっていました。


 【☞飼い主さんからの伝言☀】「うちの猫たちを見て猫も散歩するんだ!ウチもやってみようかな≠ニ安易な考えは絶対に持たないで欲しいと思っています。もし家の前が大通りだったら絶対外に出しません。車が通らなくても簡単に散歩が出来ているわけではありません。いつも気が抜けず、正直疲れることもあります。

 警察犬や、盲導犬のように厳しい訓練ではありませんが、地道な訓練を重ねた後、散歩に出ていることを分かって欲しいです。

 本当に簡単な事ではありません。私たちは覚悟を持って行っています。動物を飼うには何事も覚悟・責任がいるし、場合によっては、何かを犠牲にしていくものとも思います。

 紐なんかつけて可哀想に≠ニ言われたこともあります。でもリードをせずどこかに行ってしまい、行方不明になり車に轢かれてしまうのは可哀想ではないのか??先々の事を考え、出来得る最善の行動をするのが飼い主の役目だと思っています。何があるか分からない先の事を考えれば、間違ってはいないと思っています」  
 ☆今回は是非、読者の方に猫の散歩の危険を知ってもらえればという思いが一致して、快く取材させていただきました。実体験や思いを共有することで、リアルな智恵が増え、危機管理意識が高まります。きっと優しい波紋も広がりますね💝

 自分の子だけでなく、他の子たちのためになればというのも大きなポイントです。


【猫の散歩で学んだ危険なこと❢】
*暑い時は熱中症を気をつけ短めに *犬には要注意 野良猫や地域猫との距離を取る
*パニックになる要素がどこにあるか分からない
*いつどこですり抜けて逃げてしまうか分からないので気が抜けない
*病気をもらったり怪我をする恐れがある

杉本さんご一家が行っているお散歩は、ウチの子は大丈夫!と過信してやり始めたものや、興味本位で軽率に始めたものとは全く異なりますね。周囲の環境の確認、訓練。覚悟と責任を持って成り立っています。

 ご自宅付近の車の来ない安全な場所でのお散歩で、無理をせずいつも細心の注意を払い、今も惨事を肝に銘じていました。愛猫が病気や免疫不全になった時も、一層工夫して何事にも取り組む杉本家。今まで飼っていた犬・猫・ハムスターに育まれていた温情も、そら君達にそのまま流れ伝わっていました💕  


 



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