【【最大級の台風被害❢ 忘れないうちに学ぶ事とは!?】】 最近の台風の中で、最も甚大な被害をもたらした台風19号。 史上最大級の台風は多くの爪あとを残しました。 各地で年間降水量の約40%が1日や2日で集中的に降るという記録的な大雨となりました。 神奈川県箱根町では48時間の雨量が1001ミリに達し、観測史上最高を記録し、多摩川をはじめとする複数の河川で氾濫や決壊が発生しました。 【多摩川の氾濫 4匹のペットと共に亡くなった男性】 多摩川の支流である平瀬川沿い、川崎市の高津区溝口の土手に面した4階建てマンションに住んでいた60歳の男性は、川から溢れ出た水に飲みこまれ、自宅で心肺停止の状態で死亡しているのが発見されました。 川から水が溢れると、なんと、ものの30分で1階が浸水しました。浸水をしたのは1階のみ。 改めて河川近くの危険性を思い知らされますが、男性が命を落とした裏には、ある理由があったのです。 お亡くなりになった男性は、犬2匹・ウサギ2匹の合計4匹のペットと共に生活をしていました。 小動物も含めた4匹ものペットを抱えて、避難所に行くわけには行かないという思い、そして近隣住民のお世話になるわけにはいかない。そんな『遠慮』が悲痛にも生死を分けてしまったようです。 間違いのない事実…それは浸水したのは1階のみということです。2階以上のどなたかの部屋に移動していたら…男性もペット達も助かっていました。しかし、想定外の被害と、ご迷惑をかけないようにとの遠慮から、ペット達と共に命を落としてしまいました。 ご冥福を祈るとともに、この男性から学ぶことは沢山あるのではないでしょうか? 全く同じ環境下に置かれた際 ・自分だったらどのような行動をしたのだろうか? ・誰かに相談しただろうか? ・楽観していただろうか? ・混乱していただろうか? ・川の氾濫後に外に出てしまっただろうか? ・上の階の方に一時避難させて下さいとお願いできたか? ・またそのような声をかけられる方がいたか? ・快諾してくれそうな方はいただろうか? ・関係性がうすくても、勇気を持ってお願いができただろうか? ・また事前に頼めたのだろうか?…… 4匹のペットがいる以外はそのまま人間にも当てはまります。他人事ではないことをお分かりになってもらえれば幸いです。 (まず、ご自分の生活区域は、浸水被害が想定される地域かどうかのご確認はしておいてください。 台風は地震として事前対策が出来る❢そのための優れた対策とは… 【ペットと共に過ごせる安全な避難先(個人宅)を確保しておく❢】 ペットとの『同行避難が原則』ながら、避難所では同伴は✖ということも…自治体や管理者に委ねられているため、ペット同伴が断られることもあります。危険な地域では事前に安全な地域の個人宅へ逃れた方もいらっしゃいます。また(ペットを飼っていない)ペットに理解がある方のお家に、ペットと共に一時避難した方もいらっしゃいます。 『困ったときは皆お互いさま』という助け合いの精神を実行すれば、難なく救えるものがいっぱいあります安全な個人宅に避難できるのであれば、事前に確保しておく。 礼節を持ってお願いするのは当然ですが、申し訳ないと思い過ぎてしまい、言いだせない日本人の特性は逆に『とても、もったいない』ことも事実です。お互いさまの精神で、飼い主さんは声掛けをしてみてください。 ★★★危険な地域や場所では安全な個人宅の事前確保★★★ お身内やご友人、犬友(いぬとも)や猫友(ねことも)などの個人宅に移動する方法を頭に入れておき、事前に頼むようにしておく。危険な地域ではペットと共に安全策を取って台風を過ごすのは良策です。 《☆ペット同伴で避難所に行く際は☆》 ★『クレート(キャリーバッグ)』に入れて連れて行く★ 適切なサイズで、開閉などに不備がないかどうかも確認しておいてください。 クレートの中の下にタオルを敷いておいてください。下に敷くだけでペットは安心します。 避難場所では外側からタオルで覆って見えなくして安心させるのも効果的です。 (はじめは優しく柔らかいお声で「大丈夫だよ〜」と安心させてあげてください) 慣れていない子の場合はクレート(キャリーバッグ)に入る練習をしておいてください。 ★『車中避難』でプライベートテリトリーの確保★ 車をお持ちで車中避難が出来る方はペットにとってプライベートテリトリーが確保できた室内という安全空間となります。車中避難においてもクレート(キャリーバッグ)の用意は必ずしておいてください。猫はとりわけ(驚いての)『逃走防止』のためにもクレート(キャリーバッグ)が必須です❢❢ ★『首輪に連絡先』という命綱を付けておく★ これは日常から必ずしておいたほうが良いことです。命綱なしの危機的状況の方はただちに付けてあげてください 誰もがすぐに分かり、飼い主さんはリアルタイムに取れる携帯電話の番号をお奨めします。 (とりわけ震災時には、命綱となる連絡の取れる電話番号が必須です) ちなみに、犬は首輪(とリード)をするのは当然です。避難所でノーリードにする飼い主がいると、ペットの全体のイメージが損なわれますので、絶対にやめてください。 動物が嫌いな方、アレルギーがある方などもいます。他への配慮が全く感じられない飼い主に対しては、お互い様ですとはなりません。 ※避難所では出来うるならば、動物が苦手だと思われる方、そして騒ぐ人のそばには近づかずないのも得策です。少しでも離れられるならば、出来る限り、こちらから先に離れた方がアクシデントを防げます。 【 ペットの同伴不可の避難所もあります❢❢ 】 『一歩も外に出ず、厳重に戸締りをして自宅でやり過ごす』のが基本です。自宅が危険な際には避難所という選択肢があるわけですが、今回の台風でも避難所に行ったらペット同伴を断られたというケースが判明しています。 避難所に行く前に調べておけば分かる事がありますので、避難所の状況をスマートフォンなどで必ずチェックをしておいてください。行ってから引き受けられないとなると、ストレスも危険度も増します。ペットを飼っている方はペットと外に出た瞬間からアクシデントの可能性が一気に上がることを強く自覚してください。 →外に出た瞬間から危険度が増す意識を持つのが基本中の基本です。ご自宅の浸水被害などの危険度をよくご確認ください。一時判断を取る使命がペットの飼い主さんにはあります。日頃からの危機管理意識が大切です。 避難所に行く選択をした際は、『どこまで他人を自分のペットに近づけさせるのか』・『どれだけの距離感を保つか』を常に考え、機転を利かせて距離間の危機管理を行ってください。容易に触らせたがための悲劇なども起こっています。 人が噛みつかれたり、逆にいきなり来た他人に驚いてペットが逃走したりという事も発生しやすくなります。 避難所に行った瞬間から、見ず知らずの他人(ペット同士も同じ)との接触が開始されることを今一度、頭に入れておいてください。ペット目線になり、どんな危険があるのか…考えている方ならば、ペットも安心ですよ(=^・^=)/ <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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