浅草四郎（あさくさしろう 本名：海住清一 1928年生）［漫才師］
新興キネマ新興演芸部所属だったコメディアンの甲斐力夫の門下で甲斐力三と名乗った。後に風船座に入る。1956年に、大阪・新世界のジャンジャン横丁にあったストリップ劇場「温泉劇場」の幕間でコメディアンをしているときに、姿三平と意気投合しコンビ結成。後に秋田實が率いる「上方演芸」に迎え入れられる。しかし上方演芸は自前の劇場を持たなかったので、1958年12月開場の千日劇場に出演。若手の漫才師がいなかったということもあり人気を得る。後に吉本興業の花月の劇場に移る。
人気とは裏腹にコンビ仲が悪く解消。三平は廃業、四郎は1961年4月に吉本新喜劇出身の岡八朗とコンビを組みそこそこ人気を得るも1966年7月にコンビ解消。その後も1967年まであひる艦隊に在籍経験のあった浅草六郎とのコンビで花月に出演。後に千日に復帰し、「杉四朗」の名で東映の俳優出身の杉一平と漫才を続けたが、1968年に病院の個室で首を吊って自殺。コンビ解消したことを悩んでいたともいわれる。
1968年?月?日死去(享年40)
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