野沢尚


野沢尚

野沢尚(のざわひさし 1960年5月7日生)
 [脚本家/小説家]


 愛知県出身。父親は、京都大学名誉教授で京都大学霊長類研究所の所長も務めた生物学者・野澤謙。愛知県立昭和高等学校、日本大学芸術学部映画学科卒業。シナリオライターになろうとしたきっかけは、中学時代から映画監督志望で、8ミリカメラで自主映画を作っていたが「映画はまずシナリオありき」と思い立ち、独学で始めたことであるという。1983年、映画『V・マドンナ大戦争』が第9回城戸賞に準入賞したことがきっかけとなり、プロの道を志すようになった。1989年、北野武の映画監督デビュー作『その男、凶暴につき』の脚本を手掛けたことでも知られている。テレビドラマや映画の脚本で高い評価を受ける一方、ミステリー小説にも幅を広げ、1997年に小説『破線のマリス』で第43回江戸川乱歩賞を受賞。1998年、『眠れる森』『結婚前夜』で第17回向田邦子賞を受賞した。

 2004年6月28日、東京都目黒区の事務所マンションで窓の取っ手に紐のようなものをかけ、首を吊って死んでいるところを妻によって発見された。野沢の突然すぎる謎の自殺は芸能・放送界に大きな衝撃を与えた。自殺の2ヶ月前に放送されたテレビドラマ『砦なき者』には、自殺をほのめかすかのようにテレビ業界への絶望が描かれている。自殺した際には知人に「夢はいっぱいあるけど、失礼します」との遺書が残された。

 2004年6月28日死去(享年44)





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