リチャード・ファーンズワース（Richard Farnsworth 1920年9月1日生）［アメリカ・スタントマン/俳優］
カルフォルニア州ロサンゼルス出身。少年時代からロデオ大会で生活費を稼ぎ、17歳の時から馬を使ったスタントで西部劇などに出演。初出演は1938年の『マルコ・ポーロの冒険』の主演ゲイリー・クーパーのスタントを担当。1948年、西部劇映画『赤い河』以来スタント専業となり、『愛情の花咲く樹』（1957年）、『胸に輝く星』（1957年）、『スパルタカス』（1960年）などで名だたる主演俳優の代役を数多くこなした。
1971年、初めて台詞のある役で『11人のカウボーイ』に出演。1978年の『カムズ・ア・ホースマン』では第51回アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされた。1983年にはカナダ映画の西部劇『グレイフォックス』で初主演を果たした。当時の年齢は63歳である。その後も『クラブ・ラインストーン/今夜は最高!』（1984年）、『赤毛のアン』（1985年）、『ミザリー』（1990年）などに出演。
1999年、映画『ストレイト・ストーリー』の主演により、ニューヨーク映画批評家協会賞 主演男優賞受賞。インディペンデント・スピリット賞主演男優賞受賞。また、アカデミー主演男優賞にノミネートされ、当時79歳の史上最年長候補者として話題になった。しかし翌2000年10月6日、ニューメキシコ州の自宅においてショットガンで自殺した。末期ガンの苦痛に耐え切れずの自殺であった。
2000年10月6日死去(享年80)
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