丸山夏鈴（まるやまかりん 1993年8月2日生）［歌手/タレント］
福島県出身。小学2年の時に悪性の脳腫瘍が見つかり、摘出手術をしている。以後、デビューまで中学2年時に1回、高校3年の時に2回の手術を受けた。尚志学園尚志高等学校時代は生徒会長を務めていた。2012年6月、病院に入院中にインターネットで応募した講談社主催『ミスiD2013』オーディションのセミファイナリストに選ばれ、同年7月にフレッシュ撮影会でアイドル活動をスタートさせる。同年12月には渋谷Milkywayにて初のライブ出演を果たした。その後も手術・入退院を繰り返しながらも自らの意思で活動を続け、2013年9月14日には新宿レッドノーズにてキャリア初となるワンマンライブを開催。同時に初のオリジナル曲である「Eternal Summer」が披露された。同年12月9日、脳腫瘍摘出手術を受けるため、活動以来3回目の休業。7回目の手術となる。
2015年2月5日、日本テレビ系報道番組『news every.』にて、癌と闘うアイドルとして特集され、脳腫瘍の一部が肺に転移し肺癌の治療中である事を公表した。同年2月28日、制作費をファンら一般から募集するクラウドファンディングサイトにてシングル制作企画を立ち上げ、100万円の予定を上回る230万円以上が集まり、「Eternal Summer」で念願のCDデビューを果たした。日本最大級アイドルイベント『東京アイドルフェスティバル2015』への出演を切望し、抗がん剤治療を続けながら再起を目指していたが、同年5月22日に肺がんのため21歳の若さで帰らぬ人となった。母親が同日、Twitterで「アイドルとして皆様に愛されて、最後まで生きる希望を失わず、癌と闘って参りましたが、丸山夏鈴は本日13時10分に静かに息をひきとりました」と訃報を伝えた。闘病生活を続けながらもYoutubeに「夏鈴のひとりごと」との動画を投稿し続け、死の前日21日も動画を投稿しており、最後までアイドルだった。彼女が最後に更新した5月14日付の公式ブログには、訃報を知ったファンからの追悼のコメントが相次いだ。
2015年5月22日死去(享年21)
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