ラブ・マシーン（Love Machine 本名：アーサー・レオン・バー 1964年2月3日生）［アメリカ・プロレスラー］
オレゴン州ポートランド出身。父親はオレゴン地区のプロモーターとしても活動したサンディ・バー。オレゴン州立大学のアマチュアレスリング出身。アマレスでは4度の地区王者と2度の州王者になった。その後最初の妻の妊娠で大学を中退し、昼は仕事、夜はプロレスのトレーニングを始める。幼少からの旧知だったロディ・パイパーの元でトレーニングも始め、1987年1月1日に父のプロモーションのパシフィック・ノースウエスト・レスリングにてデビュー。当時のリングネームはアート・バーやザ・ビートルジュースを名乗った。11月21日には9人によるバトルロイヤルで優勝しNWAパシフィック・ノースウエストTV王座の初代王者になった。
1990年9月にWCWにザ・ジューサーのリングネームで登場。この頃PNWではビッグ・ジュース（ジェフ・ワーナー）とジュース・パトロールを結成し、ビッグ・ジュースと組んでNWAパシフィック・ノースウエストタッグ王座を3度奪取した。1991年11月にはメキシコのEMLL（現在のCMLL）にザ・ラブ・マシーンというタイツが星条旗をイメージしマスクにはハートマークのデザインされたマスクマンで出場、1992年11月、12月にはAAAに登場、4月3日にはCMLLにて怪我をさせたことで抗争に発展していたブルー・パンテルにコントラ・マッチに敗れ素顔を晒す、これを機にルードに転身。エディ・ゲレロらとラ・パレハ・デル・テロー（のちにメンバーが増えロス・グリンコス・ロコス）を結成。アメリカ出身ルード軍とて人気を得る。9月20日と10月7日にベスティア・サルバヘの持つCMLL世界ミドル級王座に挑戦も何れも奪取にならなかった。
1994年6月からは新日本プロレスにザ・アメリカン・ラブ・マシーンのリングネームでタッグパートナーのエディ・ゲレロ（2代目ブラック・タイガー）と共に来日したが、11月23日に自宅のあったオレゴン州スプリングフィールドで薬物使用に起因する心臓発作で就寝中に死亡した。
1994年11月23日死去(享年30)
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