ダイアナ・バリモア（Diana Barrymore 本名：ダイアナ・ブランチ・バリモア・ブライズ 1921年3月3日生）［アメリカ・女優］
ニューヨーク州ニューヨーク市出身。俳優一家のバリモア一家の一員で、父はジョン・バリモア、伯母にエセル・バリモア、伯父にライオネル・バリモアがいる。ジョン・ドリュー・バリモアは異母弟、ドリュー・バリモアは姪にあたる。俳優の父と詩人の母の家庭に生まれた。ニューヨークのアメリカ演劇芸術アカデミーで学んで、ブロードウェイでデビューし、ハリウッドの映画会社と契約したが、すでにバリモア家の多くを破滅させたアルコール依存症に取りつかれていた。私生活では18歳年下の俳優ブラムウェル・フレッチャーと結婚、テレビのショーに二日酔いで出演したこともあり、その後離婚して、テニス選手ジョン・ハワードと再婚したが、6ヶ月と続かなかった。1950年には俳優ロバート・ウイルコックスと三度目の結婚をしたが、ロバートは1955年6月に心臓発作で急死した。
1955年に出版した自叙伝『あまりに多くがあたりに急に』はベストセラーとなった。1959年には『暑いトタン屋根の上のネコ』への出演で舞台復帰し、原作者の劇作家テネシー・ウィリアムズと結婚をのぞんだが、その翌年にバリモアはアルコールと睡眠薬を大量服用して亡くなった。彼女の遺体はニューヨーク市ブロンクス区にあるウッドローン墓地に埋葬された。
1960年1月25日死去(享年38)
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